概要

Device

アタッシェケース  -    
Windows98/NT/2000/XP/Vista/7/8  (改版履歴

→旧バージョン(ver.2.75, ver.1.46)をお使いになりたい方はコチラから。

「アタッシェケース」は日常的に使うことを想定し、見た目のシンプルさと簡便な操作性に注力しながらも、 世界標準の暗号アルゴリズムを採用した強力なファイル/フォルダ暗号化ソフトです。

また、オープンソース によって開発が進められ、 フリーソフトとして公開されていますので、誰でもがソースコードを含め、使用、改変、再頒布などすることができます。

ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単に暗号化することができ、 フォルダごとドラッグ&ドロップした場合には、1つにまとめて暗号化ファイルを作ります(フォルダごとパックします)。

なお、暗号化の際にはデータに圧縮がかかりますので、サイズがコンパクトになります。 その操作にはわずか3ステップです。

暗号化にはわずか3ステップの図

復号化する(元に戻す)際にもドラッグ&ドロップするか、ダブルクリックしてパスワードを入力するだけで、 簡単に元のファイルやフォルダに戻すことができます。

また、暗号化ファイルを実行形式(*.exe)ファイルとして出力できますので、 アタッシェケースを持たない人へ暗号化ファイルを渡すことができ、復号することができます。

実行形式ファイルの流れ図

暗号化アルゴリズムには、2000年10月にアメリカ政府標準技術局(NIST)によって、 次世代暗号化標準 AES(Advanced Encryption Standard)として選定された“Rijndael(ラインダール)”を採用。

AESではブロック長が128ビット固定となっていますが、アタッシェケースではRijndaelの仕様を採用し、 鍵、ブロック長ともに256ビットになっています。

なお、乱数による初期化ベクトル(IV)を生成してからCBCモードで暗号化し、 第三者による解析も防ぐよう工夫されています。

CBC暗号化モード図

さらに豊富なカスタマイズが用意され、様々なシチュエーションに応じた暗号/復号処理が可能です。 参考までに『アタッシェケース』で設定できる項目は以下の通りです。

基本設定 /  保存設定 /  削除設定 /  動作設定 /  システム設定 /  高度な設定

ダウンロード

アーカイブ名  Archive.exe

MD5:   ffffffffffffffffffffffffffffffff
SHA-1:   ffffffffffffffffffffffffffffffffffffffff
 
重要なお知らせ ( 2010/12/17 )
『アタッシェケース』の ver.2.69 以前において、脆弱性「バイナリ・プランティング」が発見されました。

動作設定において「フォルダの場合、復号後に開く」を設定しているとき、悪意のある暗号化ファイルを受け取り復号すると、 ユーザーの意図しない形で、アプリケーションを実行されてしまう恐れがあります。 以前のバージョンをお使いの方は、すみやかに最新版にしていただきますようお願いします。
※なお、以下サイトにおいても情報が開示されております。併せてご参照ください。

JVN#02175694
アタッシェケースにおける実行ファイル読み込みに関する脆弱性
http://jvn.jp/jp/JVN02175694/

本件に関して、IPAにご報告いただいた方や、対応にあたっていただいた JPCERT/CC 担当者の方には、この場にて感謝申し上げます。

ソースコード

GitHubロゴ

アタッシェケース (ソースコード) - GitHub

C++Builder2010プロジェクトファイルから、ICON, BMPなどの リソースファイルなど、ビルドに必要な一式すべて。

アタッシェケースをビルドするのに必要なソースコードや画像などのリソースデータは、 上記のGitHub上からすべてダウンロードできます。

ただし、ビルドには統合開発環境の C++Builder2010 以降が必要です。

暗号化/復号に関わる部分は、今回オープンソース化するにあたって独立させ、 TThreadオブジェクトを継承した「クラス」として定義されていますので、 別のプラットフォームへの移植も容易かと思われます。 詳しくは、ソース一式の中にある、

  • TAttacheCaseFileEncrypt.cpp
  • TAttacheCaseFileDecrypt2.cpp

をご覧ください。

「移植してみたよー」とか、「改造してみたよー」などありましたら、ご一報いただけるとありがたいです。 こちらでも紹介させていただきます。

まあ、でも、GitHubにあげているので、フォークして、ブランチをつくってもらった方が早いかもしれませんね。

使用、再頒布、改変につきましては、次の項目にあるBSDライセンスを適用します。 今後は、再頒布などに関するお問い合わせや、質問にはお答えしません。
詳しくは以下を参照ください(そこにすべて記載されています)。

オープンソース

BSDライセンス(The BSD 3-Clause License)

を適用します。

開発当初から「アタッシェケース」はフリーソフトではありましたが、 2012年7月からオープンソースとして公開することにしました。

その経緯は開発などブログに 書いてあります。

当初、GPLv3ライセンス( https://www.gnu.org/licenses/gpl-3.0.html )を適用しておりましたが、他のプロプライエタリなソフトウェアのライブラリなど にリンクする際(iOSやMacOSなど)、GPLのソース公開規定に引っかかり、 やや使いにくいライセンス形態だ、というご意見をいただきました。

作者としては、より自由に、広く頒布していただきたい、という想いがありま したので、より運用しやすい、このライセンスへの変更を決めました。

以下の著作権およびライセンス条文自身を、派生物のどこかに表示を行ってい ただければ、実行ファイルを含む、すべてのソースを商用・私用にかかわらず、 複製、改変、および再頒布することができます。

アタッシェケース(AttachéCase)
Copyright (c) 2002-2013, Mitsuhiro Hibara ( http://hibara.org )
All rights reserved.

Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met:
  • Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer.
  • Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
  • Neither the name of the "HIBARA.ORG" nor the names of its contributors may be used to endorse or promote products derived from this software without specific prior written permission.

THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS "AS IS" AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT HOLDER OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

ただし、アタッシェケース内で使っている別作者によるライブラリは、 それぞれのライセンスに従ってください。

詳細は上記をご確認していただきたいですが、 基本的に実行ファイルの使用はもちろんのこと、ソースの改変、再頒布は自由です。 また、商用利用を妨げるものではないこともライセンスに明記されております。

「使ってるよ!」などのご一報をいただけるとたいへんうれしいですが、基本的に作者への連絡も不要です。

派生ソフトウェア

「アタッシェケース」をオープンソースにしたことにより、他の作者さんによる、様々な派生製品が生まれました。 ほんの一部かもしれませんが、紹介させていただきます。

ご連絡をお待ちしています!

オープンソースから何か派生させ開発されたなら、よろしければぜひご一報ください。 こちらにてご紹介させていただきます。


/home/hinoqi/www/hibara_org/software/attachecase/img/maruuo_for_java.png /home/hinoqi/www/hibara_org/software/attachecase/img/maruuo_iphone.png 「アタッシェケース for Java」画像

アタッシェケース for Java

MacOSX, Linuxなど(Javaが動作する環境なら動くということです)。

作者は、まるうおさんです。オープンソース直後に移植を提案していただきました。 スパゲッティなデータ構造にはたいへんご迷惑をおかけしました(苦笑)。
こちらとしても、幾度となくやりとりするうちにバグなども見つけられ、 結果的に「アタッシェケース」の品質も向上しました。

まるうおさんのBlogはコチラ → 「まるうお備忘録」

「アタッシェケース for Java」画像

アタッシェケース for iPhone

Java版があるなら、次はiPhoneにも・・・誰でもが期待していたところで、前述のまるうおさんがまた、開発され、Appleの審査も通過して、App Storeに並んでおります。すばらしい。

blackcat repository

libatc

アタッシェケース形式ファイルの暗号化/復号用 C++, C# ライブラリ

2so5さんが、 GitHub上で開発・公開されているライブラリです。

Windows(Visual C++), Mac OS X, Ubuntu でテスト済みとのことでしたが、さらに C#まで対応されたようです。開発者で興味のおありの方はぜひ。

また、ビルド済みのDLLと、C#のサンプルプログラムの配布もしていらっしゃるようです。

http://h2so5.net/archives/97

お問い合わせ

ノークレーム、ノーサポートとします。基本的に「質問」や「基本的な使い方」などはググってください。

あと、復号できなくなったという方は、まずパスワードの見直しを。何を試してもダメで、再現性がある場合は、 その再現性を示したデータ一式を送っていただけると大変ありがたいです。

「直せ、ゴルァ」と鼻息荒くメール送ってくださる方も、ソースコードはすべて公開済みですので、ご自分でビルドして解決願います。

作者はすべて基本、フリーで、手弁当でやっておりますので、その辺りをご配慮願います。

あとは、バグのご報告や、追加機能のご要望などありましたら、GitHubのIssuesまでお願いします。
https://github.com/hibara/AttacheCase/issues

基本お返事はいたしませんが、もし何か他にあるのならば、以下のメールアドレスまでお願いいたします。

ひばら みつひろ