logo
  • ホーム
  • ソフトウェア
    • アタッシェケースアイコン
      アタッシェケース

      ファイル暗号化ツール(Windows)

    • ローカルQRコードメーカーアイコン
      ローカルQRコードメーカー

      ローカルだけでQRコード作成ツール (Windows)

    • ライミング・ツールアイコン
      ライミング・ツール

      日本語による歌詞作成支援、ライミング作成支援 (Windows)

    • MarkDown#Editorアイコン
      MarkDown#Editor

      Markdownデュアルエディタ(Windows)

    • OutlineTextアイコン
      BossComing

      一瞬で偽デスクトップに差し替え(Windows)

    • たまさぼアイコン
      「たまさぼ」育生シミュレーションゲーム

      たまさぼを育てるスマホゲーム(iOS)

  • 開発ツール
    • Png2WinIco

      PNGからWindowsICOファイル生成(Windows)

    • SHCode-JP-Zen-Haku

      プログラミング用等幅フォント(Windows, macOS, Linux)

    • 秀丸エディタ・日付挿入マクロ

      柔軟な日付挿入可能な「秀丸エディタ」専用マクロ

    • 秀丸エディタ・Markdown強調表示定義ファイル

      「秀丸エディタ」専用の強調表示定義ファイル

  • このサイトについて

Index

  • ローカルQRコードメーカー
  • 概要
    • 完全オフライン動作
    • SVG出力対応
    • プライバシー重視
    • EVコードサイニング証明書付き
    • シンプル操作
    • 多言語対応
  • 使い方
    • URL 入力
    • ECC(誤り訂正符号)
    • バージョン
    • PPM(解像度)
    • クワイエットゾーン
    • PNG画像サイズ
  • ダウンロード
  • オープンソースライセンス
  • 商用利用
  • お問い合わせ
ローカルQRコードメーカーのアイコン

ローカルQRコードメーカー  ver.1.0.0.0 - 2025/09/29

Windows 10/11
動作には .NET Framework 4.8 が必要ですが、上記OSであればインストール済みで、問題なく動作します。

ローカル環境でQRコードのSVG・PNG画像を生成するWindows向けデスクトップアプリケーションです。
なお、QRコード®は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

概要

まだ「URL」のみの対応ですが、インターネットへは接続せず、完全にローカルでQRコード画像作成を行えます。 また、あまり見かけないSVG形式ファイルでの出力にも対応しています。

Windows アプリケーションで、Windows 10, 11 で動作します。.NET Framework 4.8 を使って開発しています。

特徴と理由

なぜ、あまたあるQRコード作成アプリケーションソフトウェアを作ったのか? この答えには、まずこのアプリの特徴と理由を書かないといけません。

完全オフライン動作

ダウンロード時以外は、インターネット接続不要です。しかも広告も無し。 オープンソースで公開もしています。GitHubにアップロードされていますので、 ここでの配布も信用できぬ、という方には、そちらからダウンロードしてビルドしてお使いいただけます。

ビルドには、Microsoft Visual Studio 2022 が必要です。

インターネット上には、いくらでもオンラインツールがあります。 ただ、裏で何が入力されたか保存していないとも限りません。いくらか安心かといえば、 Adobe Express でも無料ページを公開しています。

私は どうしても URL の QRコードが欲しいときは、ここのAdobe Express で作っていました。 しかし、あまりにもユーザーフレンドリーにしすぎているせいか、そこまで密度のあるQRコードは要らないのに・・・ と思っていました。印刷ならともかく、モニター上で表示するとき、QRコードの誤り訂正など、ほぼ要らないし、 むしろ密度がない方がカメラでの認識が速いのでは?と思った次第です。

SVG出力対応

SVG形式ファイル出力に対応しています。PNGサイズを指定しての出力も可能です。

意外とQRコード画像を出力する形式に、「SVG」があまりない、というのが開発の理由の一つです。 あるにはあるのですが、有償版(しかもお高い)の機能として入っているのが多い気がしました。
ですので、PNGファイル出力の方が実はオマケだったりしています。

プライバシー重視

いっさい、外部とはインターネット接続しておりません。 唯一あるとすれば、バージョン情報を出したときに、当ウェブサイトへのリンクがありますが、あれはただ、 URLを、あなたが既定としているブラウザーに投げているだけですので、厳密には送信しておりません。

たしかにオフラインのQRコード出力ツールは存在しますが、マネタイズのために広告が出たりするものもあります。 そうなると、本当に外部には送信してないのか?という疑念が出ます。ですので、この「ローカルQRコードメーカー」は、 一切のインターネット接続を行いません(広告も出ません)。

EVコードサイニング証明書付き

フリーソフトに限れば、QRコードを生成するものはたくさんありますが、EVコードサイニング証明書付きでないのが多い。

もちろん、フリーソフトなので、EVコードサイニング証明書を付けるのは費用がかかりすぎます。 ただ、起動時にWindowsのスマートスクリーンが出ると、ちょっと躊躇してしまうんですよね(アプリに罪はなし)。

このソフトには、EVコードサイニング証明書が付いています(他の主力製品で得た収益で買ってます)。 おそらくWindowsのスマートスクリーンは出ずに、安心してインストールができると思います。

シンプル操作

実装されている機能は以下のとおり。
  •  URL・テキストからQRコード生成
  •  誤り訂正レベル調整(L/M/Q/H)
  •  QRコードバージョン指定(自動選択も可能)
  •  解像度(PPM)調整
  •  クワイエットゾーンの表示/非表示
  •  クリップボードへのコピー

前述の、Adobe Express の QRコード作成オンラインツールも良いのですが、あまりにもユーザーに優しくしているため、 QRコードの密度調整まではできません。私は印刷を前提とした出力は行わないので、最低限の「誤り訂正」にして、 むしろカメラの認識しやすい方が良いかな、と思っています。

多言語対応

日英の2言語に対応しています。今はOSのロケールを読んで自動で切り替えを行っています。 要望があれば、手動切り替えも機能追加したいとは考えています。 また、要望があれば多言語を増やしても良いかもしれません(そのときは訳者募集)。

当Webサイトの主力製品であるアタッシェケースでも、 外国の方が使うという事例は少ないですが(片方が日本人で、相手にも使ってもらいたいなどはある)、 一応は対応しました。
あとは、ユーザーの皆様には関係ありませんが、今後の開発では、ローカライズももう少しUIから分離した形で行いたいため、 その実験も兼ねています(中を見てもらえば分かると思いますが、言語別JSONファイルで対応しました)。

使い方

ローカルQRコードメーカーの画面

使い方はいたってシンプルです。以下の一画面ですべてが完結します。

ローカルQRコードメーカーの基本画面
large

各機能を順を追って説明していきます。

URL 入力

QRコード・URL入力ボックス
large

QRコードにしたい「URL」を入力します。文字数に応じてQRコードの密度の変わってきますのでご注意ください。
当然、長い URL ですと、密度がこれ以上、小さくできないなどの制限がかかります。

ECC(誤り訂正符号)

QRコードECC
large

QRコードは、黒と白の四角いパターンで情報を保存します。 でも、もしそのパターンが汚れたり、傷ついたりしたら、読み取れなくなくなります。

そのために役立つのが「ECC(誤り訂正符号)」です。これは、QRコードの中に「予備の情報」を入れておく 仕組みで、QRコードが汚れたり、多少のミスがあっても正しくデータを読み取れるようにします。 ただし、このアプリは印刷を考慮に入れていないので、さほど気にする必要はないでしょう。

ECCのレベル(L, M, Q, H)の選び方

レベル 訂正できるエラーの目安 おすすめの使い方(デジタル専用の場合)
L (Low: 低い) 約7%のミスまでOK(例: 少しの汚れ) デジタル画面ではエラーが起きにくいので、QRコードが小さくシンプルに作れます。
M (Medium: 中くらい) 約15%のミスまでOK(例: 中くらいの汚れや傷) 念のため少し強くしたいときに。デジタルでは問題ないが、Lより少しサイズが大きくなります。
Q (Quartile: けっこう高い) 約25%のミスまでOK(例: けっこうなダメージ) 印刷物で使う場合に便利。しかしデジタル専用ならオーバースペックか。サイズがかなり大きくなります。
H (High: 高い) 約30%のミスまでOK(例: 大きな傷や欠け) かなり強い。過酷な環境(屋外ポスターなど)向け。デジタルではほとんど必要ない。サイズが一番大きくなります。

バージョン

QRコード・バージョン
large

QRコードの「バージョン」は、QRコードのサイズや保存できるデータの量を決めるものです。 簡単に言うと「QRコードの四角いマスの数」を表します。バージョンが低いと小さくてシンプル、 バージョンが高いと大きくてたくさんの情報を詰め込めます。そこがECC(誤り訂正符号)とちがうところです。
基本的にユーザーの方には「0(=自動)」にしておくことをオススメします。

一応、バージョンのちがい

バージョン マス目のサイズ 保存できるデータ量(目安) デジタルでの使いやすさ
0 (自動) アプリが自動選択 どんなデータでもOKですが、このアプリではURLのみ。 楽に読み込める(わざわざ変える必要無し)。
1~10 小~中(21×21~57×57) 短いURLやテキスト デジタル上でも読み込める。
11~40 大(61×61~177×177) 長い文章やデータ デジタルでは大きすぎて読み取りが遅くなるかも。

PPM(解像度)

QRコード・PPM
large

PPMは「Pixels Per Module(1モジュールあたりのピクセル数)」の略で、 QRコードのドット(四角いマス)の大きさを決めるものです。

QRコードは小さな黒と白の四角(モジュール)でできていますが、 PPMは「その四角1つを何ピクセルで表示するか」を表します。
値が大きくなるほど、QRコード画像サイズが大きくなる傾向があります。

Tips

SVG形式ファイルで出力するときには、どの値にしても関係ありません。PNG形式画像のときに注意が必要です。

クワイエットゾーン

QRコード・クワイエットゾーン
large

クワイエットゾーン(Quiet Zone)は、QRコードの周りに設ける空白の枠のことです。 この空白は、スマホやカメラがQRコードを正確に読み取るために「ここからQRコードが始まる」ことを示す 大事なエリアです。チェックを外せば、消えますが、画像を貼る場所によっては読み取りが難しくなるかもしれません。

クワイエットゾーンは原則、QRコードのモジュール(小さな四角)の幅の4倍以上の空白を設ける必要があります。 たとえば、QRコードの1ドットが2ピクセルなら、8ピクセルの空白を周りに作るイメージです。

PNG画像サイズ

出力するPNG画像の縦横のサイズを指定できます。ただ、これは前述したPPM(解像度)の影響を受けますので、 きちんとしたサイズにならない場合があります。解像度で調整をかけるか、 どうしてもそのサイズが欲しい場合は、出力したものを別の画像編集ソフトで編集する必要があります。

ダウンロード

自己解凍インストーラー(QrMaker1000.exe)

SHA-256:

1000316fd7a1098a28c8157d4cc7a1d13f06c620a6559373918fed04ac5b9884

ZIPファイル ( QrMaker1000.zip )

SHA-256:

3ce8cdafb655b3fc1c9cd1072e7f2e18540ff8c4c39b87212e1c68097c9802b5

直近の更新履歴

さらに更新履歴を見る

オープンソースライセンス

「ローカルQRコードメイカー」のソースコードは、MITライセンスです。

オープンソースとして、以下に公開されています。
< https://github.com/hibara/QrMaker/>

Copyright©2025 M.Hibara, All right reserved.

商用利用

前述のライセンスは、ソースコード(プログラム)についてのライセンスですので、 基本的にこのアプリケーション(ローカルQRコードメーカー)の使用についての制限は一切ありません。 個人利用・商用利用に関わらず、制限なくご自由にお使いいただけます。 また、作者への許諾・確認なども不要です。

ただし、このツールのソースコードを改良して発売するなど、ガッツリ商用利用する際は、 「QRコード®」が株式会社デンソーウェーブの登録商標ですので、商標権侵害となる可能性があります。 その点については、デンソーウェーブ社にお問い合わせください。

サポート、または連絡先

バグの報告、要望、プルリクエストなどあれば、お気軽に以下までご一報ください。

>

GitHub ページの Issues
< https://github.com/hibara/QrMaker/issues>>

または、作者のメールアドレスは以下のとおりです。

ひばら みつひろ

© 2011-2025 M.Hibara

Facebook icon
Twitter icon
GitHub icon
Qiita icon