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Index   ( ja / en )

  • はじめに
    • セットアップ
    • 制限
    • パスワードを忘れてしまったら
  • 使い方
    • ファイル/フォルダーを暗号化する
    • ファイルを復号する(元に戻す)
    • 自己実行形式出力
    • 公開鍵暗号
  • 動作設定
    • 一般
    • ウィンドウ
    • パスワード
    • 保存
    • 暗号化
    • 復号する
    • 削除
    • 圧縮
    • システム設定
    • INIファイルの活用方法
    • パスワードファイル
    • 拡張子偽装
    • パスワード入力制限
    • データのサルベージ
  • コマンドライン
    オプション
    • 基本設定
    • 保存設定
    • 削除設定
    • 圧縮設定
    • 高度な設定
    • その他(コマンドラインからのみ)
  • 技術情報
    • オープンソース化による安全性について
    • そもそも暗号化アルゴリズムがオープン
    • より透明性が高まる
    • バックドアを仕掛けられていないかという懸念
    • まとめ
    • 暗号アルゴリズムについて
    • 暗号化モード
    • RFC2898によるキー派生
    • SHA-1からSHA-256へ
    • 圧縮アルゴリズムについて
  • サポート
    • 商用利用
    • 著作権表示
    • ライセンス
    • FAQ(よくある質問)
  • その他
    • アタッ「シュ」ケースではない
    • 開発のキッカケ、オープンソース化

使い方

ファイル/フォルダーを暗号化する

使い方はシンプルです。「アタッシェケース」ショートカットアイコンか、あるいは起動したウィンドウの上に、 暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

ドラッグ&ドロップ

あるいは、すでに出力ファイルの種類があらかじめ決まっているのならば、 先に出力形式を選んでおくこともできます。

あらかじめ出力形式を選択

ファイルをドラッグ&ドロップした後、パスワードを入力します。推測されにくい長めのパスワード入力をオススメします。

注意
旧バージョン(〜ver.2)では、パスワードの入力文字数には制限があり、大文字小文字を区別し、 半角で32文字(全角だと16文字)以内でした。ver.3以降ではその制限はありません。
パスワード入力画面

また、この画面においても、アタッシェケースアイコンをクリックすることで、出力形式を選ぶことができます。

アタッシェケースアイコンをクリック 後から出力形式を選択

一度、パスワード入力を行ったあと、OKボタンを押すと、 確認のため、再度同じパスワード入力を促されます。 これは誤ったパスワードで暗号化してしまい、元に戻せなくなるのを防ぐためです。

パスワード再入力画面

次に、「暗号化」ボタンを押せば処理が開始され、 「完了」というメッセージが出たら、暗号化ファイルが作成されています。

暗号化処理完了画面 ATCファイルアイコン

ファイルを復号する(元に戻す)

これも暗号化と同じく、アタッシェケースのアイコン、または開いたウィンドウ上に、 暗号化ファイルをドラッグ&ドロップします。

暗号化ファイルのドラッグ&ドロップ

アタッシェケースファイルは、たとえ拡張子が異なっていたとしても、 ファイルデータを直接見て、暗号化ファイルか自動判別します。 ですので、自己実行形式ファイルをドラッグ&ドロップしても問題なく復号できます。

暗号化ファイルだと確認できれば、以下のように、復号するためのパスワードが求められます。

復号するためのパスワード入力画面

「完了」の文字が出たら、暗号化されていた元のファイルが同じ場所にできているはずです。

復号完了画面 Wordファイルアイコン

自己実行形式出力

以下にある「暗号化前」と、「ファイル/フォルダーをドラッグ&ドロップした後」の画面で、 以下のアイコンを選択すると、

自己実行可能形式の選択ウィンドウ

自己実行可能形式

実行ファイル(*.exe)で出力されます。

自己実行形式出力の注意点
  • 実行する環境に、.NET Framework 4が必要です。
    アタッシェケースがインストールがされていない環境においても、上記のフレームワークは必要です。
  • ファイルサイズが増加します。
    実行形式出力することで、復号するための機能が入るため、通常の暗号化ファイル(*.atc)よりもファイルサイズが大きくなります。
  • 実行可能形式で出力した際には、あなたがアタッシェケースで設定した内容は保存されません。
    つまり基本設定や、保存設定、削除設定、システムなどは、ファイルに含まれませんので注意が必要です。 復号&解凍するだけのシンプルな機能となります。 たとえば、パスワードは必ず聞かれ、保存される復号されたファイルはEXEファイルのある場所で、 元ファイル(*.exe)は削除されない、 ということになります。
  • 出力した実行形式ファイルの配布条件などは特にありません。
    実行形式ファイルの配布は、自由に行ってかまいません。 アタッシェケースが出力するファイルについては、通常の*.atcファイルも含め、自由に行うことができます。 (→詳しくは 「FAQ」および 「ライセンス」 を参照ください。)

公開鍵暗号

公開鍵暗号とは、2つのキーファイルを使って、暗号化・復号を行う暗号化方式のことです。

通常、共通鍵暗号方式にあるように、同じパスワードで暗号化と復号を行います。

共通鍵暗号

公開鍵暗号は、暗号化を行うパスワード(ファイル)と、復号パスワード(ファイル)の2つに役割を割って 一組の「鍵束」にしたものを言います。

公開鍵と秘密鍵

つまり、暗号化しかできない公開鍵を送信したとしても、「暗号化しかできない」ので、 たとえ盗聴されていたとしても安全です。秘密鍵(復号用)が手元にあるかぎり、 暗号化されたファイルを元に戻すことはできません。

まず手元で、一対の公開鍵と秘密鍵を生成します。

公開鍵と秘密鍵を生成する

そして、データのやりとりを行いたい相手に対して「公開鍵」を送信して渡します。

公開鍵を送信する

このとき、秘密鍵は自身のローカルから出ていないので安全です。

秘密鍵は手元に残る
公開鍵と秘密鍵を生成する

では実際に、アタッシェケースで公開鍵暗号で暗号化、復号をしてみましょう。 まずは、一対になる公開鍵と秘密鍵を生成します。

公開鍵暗号を選択

メインウィンドウから「公開鍵暗号」を選択します。

「鍵生成」を選択

「鍵生成」ボタンを押してファイル名を決定し、公開鍵と秘密鍵を生成します。

公開鍵と秘密鍵ファイル

これにより「公開鍵(.atcpub)」と「秘密鍵(.atcpvt)」の2つのファイルが生成されます。

公開鍵によってファイルを暗号化する

先に作った「公開鍵(.atcpub)」ファイルをアタッシェケースに読み込みます。 この際、GUIDやハッシュなどが表示されますが、あらかじめこれらの値は公開鍵を渡した相手へ 公開鍵を渡した別の手段で伝えておくと、改ざんの可能性が減り、より安全にやりとりが可能になります。

公開鍵の読み込み

この画面になった状態で、暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップすれば暗号化は完了します。

秘密鍵によって暗号化ファイルを復号する

公開鍵によって暗号化されたファイルは、「秘密鍵(.atcpvt)」を読み込むことによって復号することができます。

秘密鍵の読み込み

この画面になった状態で、暗号化ファイルをドラッグ&ドロップすれば復号されます。

© 2011-2025 M.Hibara

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