昨日、あちこちで記事になっていました。
暗号化ソフトTrueCryptは「安全ではない」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140530_651011.html
僕は単純なファイル暗号化ソフト「アタッシェケース」を開発して公開しておりますが、たまにメールとかで「必要なときだけフォルダになって編集できて、終わったら自動的に暗号化するような機能がほしい」との要望をいただくことがあります。
でも、そのときは、アタッシェケースの用途とは大きく異なりますし、厳密に「編集が終わった」というタイミングが取れないので、お断りのメールとともに、「そういった用途には、TrueCryptをオススメします」と返していたわけです。
それだけ、TrueCryptが暗号化仮想ドライブツールの鉄板だったわけで、僕も似たようなものをつくりかけて、「こりゃデバイスドライバつくるのと一緒じゃないか」と、その実装のたいへんさを痛感し、すでに鉄板ソフトがあることで、まいっか、と半ば投げてました。
実際、僕もこのソフトのお世話になっていて、特にWindows, Mac, Linuxなど、マルチプラットフォームで動作するのが便利でした。クラウドサービスで、まかなうことができないくらいの大容量データをポータブルHDDで持ち歩くときなどには利用させていただいてました。
ところが、こうした事態を受けて、どうしたものかな、と・・・。
作っちゃうか?(笑) とはいえ、Windowsの方は頑張ってつくったとしても、それをMacでも正常に復号してドライブ化するなど、実装、設計の想像がまったくつきません。
誰かオープンソースとかで、一緒につくってくれるような人はおりませんかねえ。
暗号化の部分は、僕が担当するとして、そうしたOSに依存するような ファイルシステムに絡む部分を作ってくれる人がいて、一緒にやれる人がいれば大募集。
まあ、ちょっと様子をみながら、調査は進めておきますかねえ・・・
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